違うもので語らせる

車ジャングルで, 小さなかぶと虫は
どうやって生きながらえているのでしょう?


目立たないからです.
ガソリン・スタンドにもめったに姿を現わしません. そんなにガソリンを必要としないのです(1Pで平均11.5km走ります). タイヤもあまり取り替える必要なし(1組で約64,000kmもちます). それに, 水のそばには決して近づきません(フォルクスワーゲンのエンジンは, 水冷でなく空冷ですから, 不凍液もいりません).
ご存じのように, かぶと虫の世話や食費のための出費は, たいしたものではありません. だから, 獰猛なジャングルの動物ではありませんが, 家庭用のペットとしては理想的です.
これが, 1949年にアメリカにやってきた小さな2匹のかぶと虫が200万匹にもふえた理由です.

《注》:猛獣のイラストレーションは, 右上のホーク(わし)からファルコン(たか), クーガー(ひょう), ワイルドキャット(山猫), バラクダ(大かます), スティングレイ(あかえい), マーリン(まかじき), マリブ, インパーラ(かもしか), ムスタング(野性馬).