“特長”をつかむ

フォルクスワーゲンは不格好でしょうか?


VWは内側からデザインを始めました.
どの線も機能が生みだした“結果”です. ししっ鼻は風の抵抗を少なくしています. 車体も内部の活動を考えてつくられています. 出っ張るものも何もない.
あるイギリス人はVWのことをこういいました. 「驚くべき簡素なデザイン」.
アメリカのオーナーで, また違ったことをいう人もあります. 「どうも, だんだん印象が変わってくるんですよ. はじめは, いままで見たこともない, ぶざまな奴だと思う. だがすぐ, その形が好きになる. しばらくたつと, ほかの車がみんなおかしくみえてくる. 」
VWは古さなんて気にしません. 1950年と, '62年のガッチリ型, どちらがどうかを見分けるのはちょっとムリでしょう. これを変えるというのはオーナーにたいして異端の罪を犯すことになります. (だれも卵の完全な形を変えようとはしないでしょう?)
でも, 私たちは目に見えないところでだんだんに変えています. たとえば, 新アンチ・スエイ・バーはカーブでの揺れをなくしました. 1959年以来こんな改良は無数にあります. でも基本的なデザインには一切なし.
VWは不格好でしょうか?あなたの見方しだいです.
(それから, その期間にもよります)